プログラミングって、2020年から義務教育でも始まるって聞いたわ
おっしゃる通りです!プログラミングは、次世代の子供達が将来グローバルに活躍できるために、習得すべきスキルですね
でも、うちの子供は将来プログラマーになるわけじゃないし、そんなの必要なのかしら?
そうですね、本当にプログラミング自体が必要になる仕事は、多くはないかもしれません。しかし、プログラミングを学ぶことが重要だとされているのは、プログラミングそのものだけではなく、その考え方を学ぶことが問題解決能力を養うために大きな役割を果たすからなのです。
プログラミングの考え方って何だろう?そもそもプログラミングって何なの?
では、プログラミングとはそもそも何か、この記事でみていきましょう!
プログラミングという言葉を聞くと、なんだか難しそうな印象を受ける方も多いと思います。
でも、プログラミング自体は、難しいものではなく、今やとっても身近なものなんです。
普段何気なくご家庭で使っている家電も、全てプログラミングによって動いています。
まずはプログラミングとは何なのか、簡単にみていきましょう。
家庭にある身近なプログラミング
普段、「これはこういうプログラムで動いているな」なんて意識して使っているかたは少ないと思いますが、家電もプログラミングで動いています。
掃除機のプログラム
掃除機を例にみてみましょう。ここでは、自動で動いてくれるいわゆる「ロボット掃除機」ではなく、手に持って扱うタイプの掃除機をイメージしてください。
掃除機の動作は、次のように分解できます。
- スイッチを入れる→掃除機が動き出す
- スイッチを切り替える→吸い込む強さが変わる
- スイッチを切る→掃除機が止まる
他にも、機種によっては
- 汚れをセンサーで検知する→LEDが光る
といった機能があるものもありますよね。
これらは、全てそういう風に動くよう、あらかじめ設計者がプログラミングをしているわけです。
掃除機のアルゴリズム
プログラミングを学んでいると、出てくるキーワードの一つに「アルゴリズム」という言葉があります。
何だか難しそうな響きですが、恐れることはありません。アルゴリズムは、プログラミングをする前の段階の、「ここをこうする」すると「こう動く」というものを記載したものになります。
- スイッチを入れる→掃除機が動き出す
- スイッチを切り替える→吸い込む強さが変わる
- スイッチを切る→掃除機が止まる
つまりは、これがアルゴリズムです。
これを、フローチャートで表すとこのようになります。
とってもシンプルですが、これも立派なプログラミングです。
この、動作を分解して考える、というのがプログラミングにおいては重要になってきます。
もし掃除機にプログラミングがされてなかったら…
では、今度は逆に、掃除機にプログラミングがされていなかったらどのように動くかを考えてみましょう。
プログラミングがないとなると、掃除機を動かすために必要なことはシンプルになります。
それはすなわち、
- 電源プラグを入れる
- 電源プラグを抜く
このふたつです。
つまり、電源プラグを入れると、掃除機が動き出して、吸い込んでくれる。止まって欲しい時は電源プラグを抜けばいい、となります。
しかし、実際こんな掃除機があったら、使ってみたいでしょうか?
正直、かなり不便だと思います。
プログラミングは便利
プログラミングがないと、色々な不便が出てくることが分かったと思います。
ご家庭には他にもたくさんの家電があると思います。
他の家電についても、どんなプログラミングがされているのか考えてみてはいかがでしょうか?
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